電気屋とコンセントLAN(PLC)と盤配線
電気工事部 1課 位田でございます。
弊社機関誌であるSOUGO通信で、私が今回紹介されましたが、
その中にもあるとおり、自分はネットワークゲームが大好物であります。
夜な夜なハドーケンとかやってる次第なのですが、以前から一つ悩みがありまして、、、
「やんごとなき理由から無線LANしか使用出来ていない」
世の中のゲームの流行はスマホでポチポチなので、
え、無線でダメなん?と思われるでしょうが、
パソコンやゲーム機(プレステとかスイッチ)でネットワーク対戦ゲームをする際に
無線LANはいただけません。
仲間からは「回線弱者」だの「wifiキッズ」だのと有り難いお言葉を頂く程であります。
前説が長くなりましたが、私の望みは
「通信速度はそれほど速くなくてもよいので、安定した有線回線が欲しい」
これをかなえるのが、コンセントLANという技術です。
詳しく書くと長くなりますので要点だけ申し上げますと、
同一回路のコンセントにアダプターを取り付けて、疑似LANケーブルにしてしまう技術
です。
同一回路というのがちょっとしたハードルでして、
住宅の電気配線は、大本のところでA回路とB回路のように二つの回路に分かれています。
例えば、LANケーブルを挿すルーターが1階にあり、有線で接続したいゲーム機が2階にあったとして、
1階の電気回路がA回路、2階の電気回路がB回路であった場合、そのまま繋いでも接続出来ません。
配電盤での配線変えが必要ですが(実際私の場合も別回路でした)、
これは電気の資格を持っている私どもでしか行えません。(ドヤッ)
工事の結果、低速度ですが安定した回線を手に入れることが出来ました。
完璧なタイミングで放ったショーリューケンが認識されず、
3秒画面が固まった後KOされているということは無くなりました。やったぜ!
今後はパナソニックさんから高速のHD-PLCというアダプターが出るそうなので、
更なるゲーム環境改善に向けて、研究して行きたいと思っております。
以上